ちょっと変わったコーヒーの形。ご紹介です。
2014年08月29日/ 豆の銘柄
これ。
何だかわかりますか?
知っている方は「おっ!」って思っているはず。
そうです。
これはコーヒーの果肉部分を乾燥させたドライチェリーです。
コーヒーの産地として有名なイエメンではコーヒー豆ではなく、このドライチェリーの部分を使ったキシルというチャイにも近いお茶として飲まれているのが一般的なんです。
ではもう少し細かく説明していきます。
Cascara tea
from El Salvador
カスカラティー
エルサルバドル産
from El Salvador
カスカラティー
エルサルバドル産
カスカラティーとは、乾燥させた完熟のコーヒーチェリーをフルリーフティーのように仕上げたドリンクです。
コーヒーの精製過程において、果肉除去した際の果肉を丁寧に乾燥させています。その甘くフルーティな味わいは、近年ワールドバリスタチャンピオンシップでシグニチャードリンクにも使用され、注目を集めています。
カスカラティーの起源は、イエメンのキシル(Qshir)とされています。キシルは、乾燥させたコーチ―チェリーを、ジンジャーやナツメグ、シナモンなどと混ぜて煮だしたホットドリンクとして現在も飲まれています。イエメンでは、いわゆるコーヒーは『ブン』と呼ばれ、主に輸出用に用いられるため、キシルが何世紀にもわたって一般的に飲まれていたとも言われています。
現在では、はちみつや砂糖と混ぜて愛飲されているカスカラティーですが、先にも述べたとおり、近年ではWBCにおいても取り上げられることが多くなり、非常にポピュラーな素材となりました。例えば、2011年のUSチャンピオンとなったPete Licataはシグニチャ―ドリンクとしてカスカラティーとプレスコーヒー、エスプレッソの飲み比べをプレゼンしました。自身も産地でコーヒー豆を摘み、生産処理にも携わり、『from seed to cup』をまさに体現しました。
先日開かれたJBCにおいても、丸山コーヒーの井崎バリスタがカスカラとレッドハニーのパーチメントで煎れたお茶を使用したシグニチャ―ドリンクをプレゼンし見事にチャンピオンとなりました。
沖縄セラードでも販売していこうということで入荷していますが、どのように提案していこうか、いろいろ検討して検証しながらオススメしやすく、お客様にもご家庭で楽しめる形作りをしてから、販売のご案内をと考えております。
もし、どうしても欲しいという方はぜひともお声かけください。
販売価格は先に検討しておきますので、販売はできるようにしておきます。
ハチミツで甘くしたり、チャイのように煮だしたり、シロップにして炭酸で割るのも美味しそうだな。
ちなみに僕の友達がアメリカに行った時は炭酸で割ったのを飲ませてもらったとか。
想像が広がります。
そしてコーヒーの常識も広がります。
やっぱりコーヒーは楽しい。
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Posted by 沖縄セラードコーヒー at 23:23│Comments(0)