Cup of Excellence BRAZIL2010入賞豆入荷のご案内。

2011年04月23日/ 豆の銘柄

仕入れが決定したのが今年の1月。
それから船積みして日本に到着したのが今月。
そして沖縄へ渡ってくるのが来週。

いよいよ沖縄セラードにCup of Excellence BRAZIL2010入賞豆が入荷します。

その前にCup of Excellenceって何?と思われた方もいらっしゃるかと思いますので、まずはそこからご説明していきたいと思います。

・Cup of Excellenceとは?
Cup of Excellenceは最高級のコーヒーに対して与えられる最も 尊敬されている称号です。 この称号は非常に厳しい審査会において、開催国においてその年に生産された 最高のコーヒーに対して与えられます。 称号を授与されるコーヒーは、厳選された国内及び国際審査員であるカッパーによって選ばれ、 審査会のプロセスの中で最低5回のカッピングが行われ ます。 継続的に高得点を獲得したコーヒーのみが、審査会の次の段階へと 進むことができます。 最終勝者は栄誉あるCup of Excellence®の称号を 授与されます。

・これらのコーヒーは何が特別なのでしょうか?
素晴らしい品質のコーヒーは稀にしかありません。 これらの コーヒーは完璧に熟し、よく熟した実のみを注意深く摘み取られ、非常に品質の高いスペシャルティコーヒーだけの 特徴である、心地よい香りと生き生きとした甘みを 持ち合わせています。 称号授与コーヒーには、育った土壌の特徴的な風味があり、 その独自の特徴を強化するような方法で、手作業で 作り出されます。

・どのくらいの数のコーヒーにCup of Excellence®の称号が与えられるのですか?
称号が与えられるコーヒーの数は、応募コーヒーの品質により 左右されます。 非常に厳しい要件を満たさなければならないため、 このような形で称号を与えられるコーヒーの数は国内でもごく少数です。

                                ~COEオフィシャルサイトより~
                                  http://www.cupofexcellence.org/jp



ではここからは沖縄セラードにやってくる銘柄のご紹介です。

Cup of Excellence BRAZIL2010入賞豆入荷のご案内。

ファゼンダ サンタ・アリナはサンパウロ州のサン・セバスティアン・ダ・グラマ地域にあり、1907年から続く由緒ある農園です。栽培を始めた当初は、2万5千本のレッドブルボンの木から6千袋生産するのみでしたが、農園主一家の懸命な取り組みで1950年代には3万フィートの敷地で栽培するまでに成長しました。それにより精選処理設備・農器具の導入、農場インフラの整備が進み、クロップ(生豆)強化に成功しました。

また、作業員が快適に過ごせるように、無料の診療所を設置したり教会やサッカー場を建てるなどの支援を行っています。

収穫されたチェリーは品質の劣化を防ぐため、同日中に水洗いされ果肉除去されます。果肉を除去された豆に菌やバクテリアの繁殖を防ぐために生豆の乾燥は風通しの良いテラスで行われます。
農園の管理方法を改善するために、設備投資はもちろん農学博士への毎月データを送るほど熱心な取り組みをしています。その結果、幾度も国内品評会で上位に入賞する珈琲を長年続けています。

カップコメント
アロマ/フレーバー:ダークチョコレート、ビターチョコレート、ブラウンシュガー、キャラメル、バニラ、チェリー、ラズベリー、ナシ、クルミ、ビスケット







このようにさまざまな風味を感じさせてくれるのが上質な珈琲の楽しみでもあり、焙煎者の腕の見せ所でもあります。
どんなに豆の品質がよくても間違った焙煎を行ってしまっては元も子もないのが珈琲の面白いところであり難しいところ。自家焙煎だから美味しいという昔の常識は今はもう通用しません。それが現代の自家焙煎の常識。
お客様に納得していただけるような焙煎が出来るよう僕も真摯に豆と向き合っていきたいと思います。

入荷後実際にカッピングを行い、どのような味わいを感じたかは次回のBLOGにて掲載したいと思います。

来週月曜日(25日)入荷予定なので来週末より販売を開始予定です。

入荷が待ち遠しくて興奮のあまり毎日眠れない夜が続きます・・・





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Posted by 沖縄セラードコーヒー at 11:00│Comments(0)
 
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