ずっと考えてました。

2011年03月26日/ 日記

3月11日に起きた東日本大震災で、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。


3月11日の地震後、数日続いた震災の特別TV番組などを見てずっと考えていました。
今現在、同じ日本で被災された方々がつらい非難生活を送っています。

1995年(16年前)に起きた阪神淡路大震災のときもTVですごい映像をたくさん見て驚いたのをよく覚えています。でも、正直のところ当時13歳の僕にはそれがどれほど多くの人々を苦しめたのかなんてあまり深く考えることはありませんでした。
学生になり他県の友達や先輩であの規模の震災を経験した人の体験談を聞いて初めてその恐ろしさを少しだけ感じることができました。

今、この年齢になりいろいろな人との交流も持ったそんな中での今回の東日本大震災。
関東圏にも数人友人がいたり、知人の身内がそこにいたり。今回ばかりは正直まったく人事とは思えませんでした。
この震災後、被災地以外の多くの方が「自分には何が出来るのか?」「何か手助けをしたくていてもたってもいられない」という方がたくさんいらっしゃるはず。

僕もその1人です。
ずっと考えていました。
今自分にできること。


募金だったり、物資支援だったり、献血だったり・・・

まず最初にFM沖縄さんが独自に行っていた募金に参加してきました。

そして最近ようやく始まった個人からの物資支援。
まだできてはいませんが、何か形にして支援できたらと思っています。


実際に多くの人が現地に赴いて何らかの支援をしたいと思っているはず。
でもそれは誰でも出来ることではなく、選ばれた人がそこでその人の持つ能力を生かし、支援活動を行う。

じゃ、今まで通りの生活が出来ている自分にできることって何なんだろうって考えます。

そこで行き着いたのが・・・

僕等は今まで通り、いや、今まで以上にしっかり地に足をつけて毎日を生きていかなければならないと。

僕は仕事上車中で過ごす時間が多く、ラジオをよく聴きます。
毎日のいろいろなNEWSもほぼラジオから拾います。
目で見るより耳で聞いたほうが注意深く聞くのでよく理解出来ます。

そんな毎日聞いているラジオで昨日FM沖縄の人気パーソナリティー西向幸三さんが宮城県に赴き仙台のFMラジオに出演されていました。その中の西向さんの言葉の中に「体は離れてても、心だけはそばにいさせてください。沖縄県民はみんなそう思っています。」という言葉。

ものすごく大切なことだと思いました。

そして早朝のクロノスという番組のパーソナリティー中西哲生さんの番組中の強くはなった言葉で「今こそ自分のためでなく、誰かのために生きましょう。それが絶対自分のためにもなるんだから。」


沖縄セラードの社長が日ごろから口癖のようにいう言葉「ボランティア精神」。
この西向さんや中西さんの言葉を聴いて日ごろから心に持ち続けている「ボランティア精神」という言葉を改めて強く思い返しました。


とても多くの死者を出し、その被害総額もとても大きな額になる東日本大震災。
現在では仮設住宅の建設が始まってほんの少しずつではありますが復興に向けて動き出しています。
一体何年かかるか想像もつかない完全復興。ものすごく大変なことだと思います。

だからこそ今、日本全国民が誰かのために生きていかなければならないのだと思います。

被災地の皆さんに「頑張ってください。」なんて言葉は投げかけられません。
「今をとにかく生き抜いてください。」そうエールを送りたいです。


明日は必ず来ます。だからこそ僕は上を向いて前を向いて歩いて生きます。
日本は必ず3月11日以前の日本を取り戻せる強い国だから。


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Posted by 沖縄セラードコーヒー at 14:39│Comments(0)
 
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